中国語って難しそうだと思いますか?漢字が多い、というか全部漢字、画数多い…あと発音が難しそうって思いますよね。
結果から言うと、思ったほど難しくありません。
それはなぜか…?
日本人の圧倒的アドバンテージ
日本人は漢字がわかるという時点で最初から学習時間が短縮されるので、楽です。
いきなり結構長めの文とかも理解できるようになります。
私たちには漢字の基礎があるので、漢字の書き方、漢字の成り立ちなどをいちから勉強する手間や労力がいらないんですね。
畑で例えたら、もう土が耕されていて種をまく準備ができている状態です。非漢字国の人たちはその土台すらない状態です。
これってとっても有利なことじゃないですか?そうなんです、逆に全て漢字でだからこそカンタンなんです。
読めればよし、書けなくていい
漢字の画数が多いというのは気にしないで大丈夫です。
書いて覚えることは時間がかかるのでやめてください。
中国人が使っている中国語は簡体字で普段私たちが使っている漢字よりも簡略化されているので画数が少ないですが、書いて覚えるのはアウト!
今の時代ほとんどパソコンとスマホなので、読めること、入力できることが大事です。
学生以外で日本語を書く機会ってほぼないですよね。試験勉強が必要な人以外は書いて勉強しなくていいです。
英文法のようにたくさんルールを覚えなくていい
中国語は文法が簡単です。英語のようにたくさんの構文や単語を覚えなくても大丈夫です。
例:私は昨日買い物に行った。
- 英語 I went to the shopping yesterday.
- 中国語 我 昨天 去 买 东西。
英語だとgoは過去形でwentになったり、he/his/himなど状況によって形態がかわってきます。
ほかにも色々ルールがあって覚えるのが大変ですよね。中学高校のときは筆者も~構文、~形などなどたくさん文法があって苦労しました。
一方、中国語は形態の変化はなく、行くという意味の”去”という漢字は過去形であっても変化することはありません。
この文章で過去を表しているのは昨日という意味の”昨天”だけです。中国語に文法なんかないという先生もいるくらいで、語順が多少ちがっていても伝わります。
発音は完璧じゃなくてOK、伝わればいい
確かに難しい発音もあります。
日本語にはない発音があるので最初は慣れないかもしれませんが、語学は筋トレと同じようなものなので何回も練習しているうちにできるようになります。ただコツはあるので後々お伝えしていきます。
中国語は私たちにとって母語じゃありません。なので完璧求めないでください。伝わればいいんです。
実は母語者も発音テキトーなんですよ。ちょっと安心しましたか?
中国は広いので、地域によって色々な訛りがあります。ちゃんとした中国語の発音をできない人も結構多いんです。極端な例を挙げると、「なにぬねの」と「らりるれろ」の区別ができない人たちもネイティブでいます。
なのでもう一度伝わればいいということを強調します。
逆に日本人らしい発音がネイティブにはかわいいって思ってもらえますよ。
勉強始める人はこちらもどうぞ
発音解説については別記事で徹底解説します。
まとめ
- 日本人は圧倒的なアドバンテージを持っている
- 読めればよし、書けなくていい
- 中国語の文法はシンプル
- 発音は伝わる程度でいい、完璧を求めない